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【研究・論文】日本心身医学会の原著論文に採択されました

2019年8月8日

2016年から調査を開始した研究が、日本心身医学会の原著論文に採択されました。
原著:「便秘を自覚する成人女性における体験の回避が腹痛および腹満感の頻度に影響を及ぼす影響」

今日、めでたく採択通知を受け取りました!久々に試験に合格した受験生の気分です。
私は臨床家で現場の人間なので、知りたい結果を得て今後の活動にも生かすことができるので、自分としてはとても満足していました。

その時、「どんなに素晴らしい研究をしても、世に出さなければ、やっていないのと同じ」。
早稲田大学の行動医学研究室ゼミでの恩師、熊野宏昭教授の言葉に衝撃を受けました。

自身の研究結果を成果として残したい場合、専門の学会に研究結果を論文にまとめて投稿をします。
これは、研究者としては当たり前のことですが、とても長いプロセスを要する作業です。

論文にも、総説、速報、短報、症例研究、原著などがありますが、
中でも原著論文は、査読制度がありこれまでにない新しい知見や情報を有するオリジナリティ性が最重要となる論文です。

私の研究は、コロンハイドロセラピーを受けに来てくださった270名余りの実際の患者様にご協力いただき、やっとまとめたものだったのです。

「いやいや!絶対に、やらなかったことにはできないぞ!!」
と覚悟を決めて執筆すること早1年半。。。

前代未聞の査読を3回受けるという試練を乗り越えて、ようやく、採択通知を受けとることができました。

こまでご指導くださった熊野教授、博士の方々や同期の学友、本当にありがとうございました!

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